ボルボ・カーつくば

Press Release !

2021.05.29 NEWS

 

 

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Press Release

                         2021.05.27

 

 

 

 ボルボ・カーズは、2025 年までに全世界の製造拠点をクライメート・ニュートラルにするという目標に
向けて大きく前進し、スウェーデンのトースランダ工場が、ボルボとして、完全にクライメート・ニュートラル
な状態に達した最初の自動車製造工場となったと発表しました。
これにより、トースランダは、2018 年にクライメート・ニュートラルを達成した、スウェーデンにあるショブデ
のエンジン工場に続き、製造拠点全体で 2 番目にクライメート・ニュートラルを達成しました。
ボルボ・カーズは、工場が使用する電力や暖房によって大気中への温室効果ガスの排出量がトータルで
増加しないことを記録した場合、その製造拠点を完全なクライメート・ニュートラルとみなします。
ボルボ・カーズで最も古いトースランダ工場は、2008年からクライメート・ニュートラルな電力を使用してい
ます。また、暖房もクライメート・ニュートラルのものを使用しています。工場の暖房の半分はバイオ
ガスで、残りの半分は産業廃棄物の熱を利用した地域暖房が主な供給源となっています。
「トースランダを当社初のクライメート・ニュートラルな自動車工場として確立したことは、重要なポイント
です、私たちは 2025 年までに、クライメート・ニュートラルな製造ネットワークを持つことを約束しており、
今回の達成は、環境への影響を減らすために一貫して取り組んでいる私たちの決意の表れです」
ボルボ・カーズのインダストリアル・オペレーション&クオリティー部門の責任者であるハビエル・ヴァレラ
は述べています。
クライメート・ニュートラルになる以外にも、トースランダは常にエネルギーの使用量を削減しています。
2020 年に目標とした業務改善を行った結果、年間で約7,000 メガワット時(MWh)のエネルギー削減に
成功しました。これはスウェーデンの一般家庭450 軒分の年間エネルギー使用量に相当します。
今後、同工場では、照明や暖房システムなどの効率化をさらに進め、2023 年までに年間約20,000MWh
の省エネを実現する予定です。これらのエネルギー削減は、ボルボ・カーズが 2025 年に製造ネットワー
クで生産される自動車1 台あたりのエネルギー使用量を 30%削減するという高い目標を達成するため
の一部です。
ボルボ・カーズがクライメート・ニュートラルな製造活動を達成するためには、クライメート・ニュートラルな
電力や暖房を利用するために、政府や地域のビジネス・パートナーの全面的な支援が必要です。さらに、
ボルボ・カーズは、現地で独自の再生可能な発電能力を開発する予定です。
ボルボ・カーズのクライメート・ニュートラルな製造目標は、業界で最も挑戦的なボルボ・カーズの
気候計画の一部です。この計画の中心となるのは、ボルボ・カーズの全ラインナップを電動化する
ということです。
この計画は、全面的な電動化によるテールパイプ排出量への対応にとどまらず、ボルボの広範な事業活
動、サプライチェーン、循環型経済を取り入れた材料のリサイクルと再利用による二酸化炭素排出量の削
減への取り組みも含まれています。

 

 

 

クライメート・ニュートラルって❔ 

「クライメート・ニュートラル」とは製造工程で消費される

電気エネルギーなどの発電で発生するCO2(二酸化炭素)などの

温暖化ガス量を算出し、それに基づいて排出量削減証明書を購入することで、

発生した二酸化炭素を相殺することです。

印刷物の生産には製紙、印刷工程、後加工などでかならずエネルギーが必要です。

クライメート・ニュートラル印刷物とは生産過程でCO2を発生させないことではなく、

印刷工程で発生したCO2を世界中のCO2削減プロジェクトで節約することによって、

その分だけ相殺され、地球全体の大気中CO2総量が増えないことを意味します。

「カーボン・ニュートラル」とも言われています。

 

 

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